１グループと２グループの動詞は、「ます」を取るだけで名詞になります。３グループの動詞を名詞化する場合は、「します」を取ります。「休み」や「勉強」のような既習の単語もあるので、理解しやすいと思います。

この文型を知るだけで、語彙がいくつも増えるのですが、全ての動詞が名詞化できるというわけではありません。（例：×食べ　○食事）

単語を自由に作ることが目標ではなく、聞いたり見たりした時に、その意味が理解できることが目標です。

い形容詞も「い」を取ることで名詞になるのですが、使用頻度が高いのは「赤」や「丸」のような一部の単語だけなので、文型としては扱いません。

複合語も文型１の名詞化と同じです。い形容詞は「い」を取って、な形容詞は「な」を取って、動詞は「ます」を取って、名詞に付けるだけです。

複合語は、名詞と名詞の結びつきが強いので、間に「の」を入れません。「日本語学校」と同じです。

連濁は、複合語の２つ目の名詞の頭が濁音になることです。

　　　例：ほん＋たな→ほんだな

どの場合に連濁が起こるかという規則も一応はあるのですが、例外が多いのでそのまま覚えた方が良いです。特に地名や名字は、日本人でもその都度丸暗記するしかありません。

　　　例：「なかしま」と「なかじま」
　　　　：「いばらき」と「いばらぎ」