形容詞の過去形は、な形容詞は「でした」「じゃありませんでした」、い形容詞は「かったです」「くなかったです」になります。「いい」は「いかった」ではなく「よかった」になりますので、注意してください。

実際は「だったです」「じゃなかったです」「くありませんでした」も使われていますが、初級の学習者に全ての文型を許容するよりも、上記の文型に限定した方が覚えが早いと思います。

「な形容詞」と「い形容詞」の区別がついていない学習者も多いと思われますので、ここで改めて整理させるのもいいと思います。特に「い形容詞」は、上級になっても間違え続ける人がいるので、注意してください。

今までは「昨日」や「２００２年」のような単語しか過去を表す表現がありませんでしたが、「〜の時」や「〜前」の文型を使うことで、過去の表現が膨らみます。

「時」や「前」の後に付く「に」や「は」は省略できますが、今回の練習では含めてあります。

「動詞＋時」や「形容詞＋時」は、３９課で導入します。