「〜と思います」は、意見や推量の時に使います。(漢字圏の学習者には、推量より推測の方が理解しやすいです)「〜です」は、明確な事実の場合です。

　　例：風邪です。　　　　　（１００％風邪に間違いない）
　　　：風邪だと思います。　（おそらく風邪）
　　　：味が濃いです。　　　（誰でもそう感じるほど絶対的な事実）
　　　：味が濃いと思います。（個人的な意見）

「推測」という漢字や訳では、どの程度の正確性かで個人差が生まれるでしょうから、明確に「８０％」とか言い切ってもいいと思います。重要なのは、「１００％ではない」ということと「５０％程度でもない」ということです。

ここで説明する必要はありませんが、より確率の高い「〜でしょう」、より確率の低い「〜かも知れません（６１課）」という文型もあります。

「〜予定です」は、その言葉の通り「予定」の場合に使います。ですから、会社の業務や皆で決めた予定などには使います。個人的な都合で決めた予定には使えません。

　　例：　出張する予定です。　　（個人的な都合で決めたことではない）
　　　　×ビールを飲む予定です。（個人的なので使えない）
　　　　→ビールを飲もうと思います。（５１課で導入）
　　　　→ビールを飲むつもりです。（５１課で導入）

なお、予定が変更になった場合などは、「予定でした」になります。「だった予定です」にはなりません。