テキストには国名がたくさん載っていますが、まずは母国を含めた主要国だけでも覚えさせてください。

英語と発音が異なるものや単語自体が全く別のものもありますが、必ず日本語の発音で覚えさせなければなりません。国名も、言語が違えば単語も異なります。

特に説明しなくても理解してくれますが、疑問文のポイントは３つあります。

　　１．文末に「か」をつける
　　２．語尾を上げる
　　３．クエスチョンマーク（？）をつけない

日本語では文末に「か」をつけるので、疑問文であることを示すクエスチョンマークはありません。ただし、普通体(友達同士の会話など)で書くメールなどでは、クエスチョンマークをつけることもあります。

否定文には、「〜じゃありません」か「ではありません」をつかいます。「では」の方が文語的で、「じゃ」の方が口語的ですが、この段階で説明する必要もありません。両方を練習する必要もありません。

若い人ほど「じゃないです」を使う傾向がありますが、まだまだ書物や公的な発言では「じゃ/では ありません」の方が使われていますので、学習者が最初に習う文型としては「じゃ/では ありません」の方が良いです。このことも、わざわざ説明する必要はありません。かえって混乱させる場合もあります。