主なポイントが２つあります。

１つ目が「しっています」です。「しります」にはならないので、注意が必要です。また、「しっていません」も間違いではありませんが、「しりません」で導入してください。

２つ目が助詞です。「〜『が』わかります」と「〜『を』しっています」を混同しないように注意してください。

「わかります」と「しっています」の違いは、「わかります」が理解していること、「しっています」が知識としてあるですが、その違いは明確ではありません。正確な使い分けにこだわらない方がいいです。

動詞の「ます」を取って「かた」を付けることで、「何々の方法」という意味になります。「名詞＋します」の動詞は、「名詞のしかた」になります。何度も反復練習すれば、簡単にできるようになると思います。

漢字が得意な学習者なら、「方法」という単語が分かるでしょうが、「作る方法」という活用はまだできません。もうしばらく先です。

因みに、「つくります」のような「ます」の形を「ます形」、「つくる」のような「る（う段）」の形を「辞書形」と言います。

「作ります」は動詞ですが、「作り方」になると名詞になります。そのため、助詞にも注意が必要です。

既習の課の内容をしっかりと理解できていれば、「名詞」と「名詞」の接続は「の」だと分かっているはずです。ですから、「ごはん『を』たべます」は「ごはん『の』たべかた」に変わります。「かた」ばかりに注意していると、助詞の間違いが起こるので、注意してください。

また、使用頻度は高くないのですが、助詞の「で」や「へ」は「での」「への」になります。